本の紹介
書名 ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修 第3版 エンジニアになったら押さえておきたい基礎知識
出版社 翔泳社
出版日 2018/12/12
本の感想
良いと聞いていたのでずっと読みたい本のうちの一冊でした。
開発工程を中心にシステム開発の全般が非常にわかりやすく説明されていました。
現場で何年働いていても意外と各工程を言葉にして説明するのって難しいんですよね・・。
エンジニアが現場で仕事をし始めると、作業内容に関することやシステム用語などたくさんのシステム開発の用語が飛び交います。
人によって微妙に使う用語が違うのでなんとなく言ってることはわかるけど、同じ意味?同じこと?っと疑問に思うことが多いです。
この本ではそういった現場に寄って違う仕事の進め方や用語についても優しく説明されていました。
私も仕事で開発メンバーの育成や業務の標準化をすることがあるのでその際にはこの本をもとにコンテンツを作成しようと思いました。
読むのをオススメする人
- エンジニアになりこれから現場に配属される人
- 現場に配属されたけど用語や仕事の全体像がわからず困っている人
- エンジニアの新人研修を任されたけど何を話したらいいかわからない人
- エンジニアとよく仕事をするビジネス側の人
おわりに
システム開発はプログラミングの前後にいくつかの工程があります。
それぞれの工程はシステム開発がうまく行くように考えて定められています。
特にエンジニアになりたての初め数年は工程の意味もあまりよくわからずに時間がないからと工程をスキップしたり縮小したりして後々大きなトラブルに見舞われた!!という失敗を多くの人がしていると思います。
是非、現場に入る前または現場に入った後プロジェクトの進め方に疑問が出た場合この本を読んで全体の流れをつかんでいって欲しいと思います。
また、ビジネスの人でシステム開発を依頼するという人の中でシステム開発を依頼するの苦手と思っている人は多いと思っています。
質問の意図がわからなかった、意図していたものと違うものが納品されてきたとお悩みの人も多いかと思います。
システム開発の流れ、それぞれの工程の意味を理解することで適切なチェックポイントをもうけることができ、
苦手意識をなくし、納品物の品質の向上にもつながるでしょう。
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか!?